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第1回カーボン・オフセット大賞エントリー事例
温室効果ガス排出削減努力を促進・活性化するための自主的なカーボン・オフセット

応募団体:芙蓉総合リース株式会社

1.応募する活動の名称・タイトル
温室効果ガス排出削減努力を促進・活性化するための自主的なカーボン・オフセット


2.活動の概要
<オフセットの分類>
  1. 自己活動オフセット
  2. 商品使用・サービス利用オフセット


<排出量の事前認識・・算定>
  1. 本社ビルの電気使用量に相当するCO2排出量(本社ビル専有部分の年間電気使用量×東京電力が公表する排出係数)

  2. 営業商品「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」において、ご契約いただいたパソコン1台あたりCO2排出量10kg-CO2。これは、パソコン1台の年間CO2排出量(デスクトップ型42kg-CO2、ノート型13kg-CO2)の一部を無効化するものです。


<オフセット対象・・バウンダリ>
上記算定範囲と同じ

<排出削減努力の実施>
  1. 芙蓉総合リースグループでは、従来から「各事業所における節電ルール(使用していない会議室・トイレなどの消灯、30分以上離席する場合のPC電源のオフ、コピー・シュレダー等は使用時のみ電源オンなど)の徹底」、「営業車のエコ・ドライブの励行」、「通勤は全て公共交通を利用」、「勤務時間の短縮」に加え、「LED照明やハイブリッド車などの省ネルギー機器・設備の導入」などにより、 グループ全社・全従業員がエネルギー消費の削減活動を継続的に実施しています。
     これらに加えて、東日本大震災の発生以降、いっそうの節電を推進しています。例えば、昼休み時間におけるオフィスの消灯や空調温度の管理(夏季28℃以上、冬季20℃以下)を全社で徹底しているほか、「クールビズ、ウォームビズ」の実施期間を拡大。また、本社ビルでは、オフィス照明の2分の1を間引きして常時消灯するとともに、ビル1階エントランスの照明や自動ドアの停止、廊下空調の停止などの対策も実施しています。あわせて、環境省などが発表している家庭での節電対策事例を参考に、自宅においても節電を心がけるよう社員に呼び掛けを実施しています。

  2. お客様は、PC導入に際して「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」契約を選択することで、他の手段(買取、通常のリース、他のリース会社によるリース)で導入する場合と異なり排出削減を行うことができます。


<取組の実施期間>
  1. 本社ビルの電気使用量に相当するCO2排出量:2008年度(2008年4月1日)以降~

  2. 「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」の契約1台あたりCO2排出量10(kg-CO2):2008年7月1日の契約分以降~


<クレジットの種類>
1.2.ともにCER

<プロジェクト名称>
対象プロジェクト国連CDMプロジェクト番号
韓国のウルサン市における代替フロン破壊事業0003
インドのタミルナドゥ州における風力発電事業0991
中国山東中気化工科技有限公司におけるHFC23分解事業1194


<無効化に関する状況>
2010年度/2011年2月:410(t‐CO2)、2011年9月:394(t‐CO2) 
2009年度/2010年1月:369(t‐CO2)、2010年8月:218(t‐CO2) 
2008年度/2009年2月:500(t‐CO2)、2009年6月:156(t‐CO2) 

<情報サイト>
自社ホームページ

3.CO2排出削減努力とカーボン・オフセットの内容
  1. 自社の削減努力に関しては、次の2点を重点ポイントとしました。
    (1)グループ全社・全従業員が足並みをそろえて例外なく活動を実施し、且つ継続すること。
    (2)日々励行している「省エネ活動」が、「経費節減運動」ではなく、「地球温暖化防止を目的とした活動」であるという点について、従業員から十分な理解を得ること。

    (2)については、日頃の「環境教育」以上に、会社が積極的に「LED照明やハイブリッド車などの省ネルギー機器・設備の導入」や「カーボン・オフセット」を行うことが、従業員とのコンセンサスを深める結果につながりました。
    今後とも、上記(1)(2)について より深めた社内施策を継続実施する所存です。

  2. 本業であるリース事業を通じて「お客様の削減努力のお手伝い」をすることが、芙蓉総合リースグループの重要な使命と考えています。

     排出削減につながる「省エネ機器・設備のリース」「ESCOサービス」などをお客様へ提供することはもとより、「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」のようなカーボン・オフセット付き商品の拡大、更には「リース物件によるにJ-VER、国内クレジットの申請支援」などにも注力して行く方針であります。


4.CO2排出削減以外の効果
  1. 会社における削減努力を継続することにより、多くの従業員が「従前は必要以上にエネルギーを浪費していた」ことに気付き、「限りある資源の有効活用・無駄遣いの防止」へ意識の変化が生じ、更には各家庭にも削減活動が波及しました。

  2. 「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」契約では、お客様は費用負担をすることも、繁雑な手続をすることもなく、カーボン・オフセットを行うことができます。
     また、個々のお客様の無効化量が少量であっても、芙蓉総合リースがとりまとめることで大きな無効化を実現することができます。「PC Eco & Valueリース」「パソコンレンタル」契約は、カーボン・オフセットをより身近なものにしたと考えます。


5.普及啓発の効果
 過去年々「無効化してきたクレジット量」は少量ですが、対象を「本社ビルの電気使用量」と「主力商品:PC Eco & Valueリース・パソコンレンタル」としたことで、従業員が従業員間や、お客様、家族に対して「排出削減」や「クレジット」について話題にすることがたいへん増えました。
 特に、「主力商品:PC Eco & Valueリース・パソコンレンタル」に伴うカーボン・オフセットに関しては、お客様に十分な説明をする知識が必要となりますので、営業社員の関心・知識レベルが高まりました。また、営業社員がお客様にカーボン・オフセットに関する説明を行うことにより、お客様側も相乗的に「排出削減」や「クレジット」などに対する関心が高まり、問合せなども増加しました。

6.ストーリー性
 リースは、動産一般に幅広く利用されており、商業施設の店内設備や船舶・航空機もリースの対象となります。大規模な物件が多いのも当社の特徴です。いまや、ほぼすべてのリース物件に地球環境への負荷を抑える機能やサービスの付加が期待されるなか、当社はそのニーズにお応えすることで、「環境先進企業」を目指しています。
お客様に目に見える形で環境への貢献を実感していただくには、カーボン・オフセットを組み込んだ「PC Eco & Valueリース」・「パソコンレンタル」は極めて有効です。
 また、お客様の環境ニーズに応える商品開発や提案を行う上で、それに携わる社員一人一人が環境を自らの問題として真摯に捉える意識が不可欠です。そのためには、まずは会社自体がエネルギー消費の削減活動に積極的に取り組む必要があり、これを分かりやすく示すために、本社ビルの電気使用量に相当するCO2排出量のオフセットを行っています。
リース会社は、直接、環境や社会問題を解決する商品を生産し、技術を開発するわけではありません。しかし、環境や社会問題を解決する技術や商品を開発・生産する、または使用する会社を資金調達などの金融面でリースを活用して応援していくことができます。このリース事業の随所にカーボン・オフセットを組み合わせることにより、社会(お客様、従業員、その他のステークホルダー)に対し「排出削減」の必要性を継続して発信し続けることができるものと考えます。






CO-Net事務局

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