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第1回カーボン・オフセット大賞エントリー事例
「東急お台場パス」カーボン・オフセットキャンペーン~1日乗車券を購入すると地球温暖化防止に貢献できます~

応募団体:東京急行電鉄株式会社、東京臨海高速鉄道株式会社

1.応募する活動の名称・タイトル
「東急お台場パス」カーボン・オフセットキャンペーン
~1日乗車券を購入すると地球温暖化防止に貢献できます~




2.活動の概要
<オフセットの分類>
自己活動オフセット支援

<排出量の事前認識・・算定>
使用する排出量係数および算定方法:運輸部門における二酸化炭素排出量(鉄道) 0.018㎏-CO2/人㎞
出展:国土交通省ホームページ

  1. 算定期間  2011年12月15日(木)~2012年1月15日(日)
    期間中「東急お台場パス」を利用して東急線およびりんかい線で、お出かけいただいたお客様が鉄道利用で排出したCO2を事業者がオフセット。枚数:7,000枚

  2. 算定距離  東急線平均往復距離30㎞+りんかい線往復乗車距離21㎞=51㎞
  3. 推計CO2排出量 
    1ヶ月間に7,000人のお客様が「東急お台場パス」を利用して移動されるものと想定
    推計CO2排出量 約6.4t
    51㎞×0.018㎏- CO2/人㎞=0.918㎏
    0.918㎏×7,000枚=6,426㎏≒約6.4t



<オフセット対象範囲・・バウンダリ>
「排出量の事前認識・・算定」と同様


<排出削減努力の実施>
 東急電鉄では、CO2排出量の削減に向けて様々な取り組みを行っている。鉄軌道事業における主な取組みとしては、
・環境負荷を低減する様々な機能を盛り込んだ
 環境配慮型車両の導入
・副都心線渋谷駅における自然換気システムの導入
 (自然の力を、換気・調に利用)
・元住吉駅における太陽光発電・
 雨水利用システムの導入
・鉄道システム用の地上蓄電地設備の導入による
 回生電力の効率的な利用
・省エネルギー型照明器具の導入
 など、先進的な取り組みを積極的に進めている。

<取組の実施期間>
2011年12月15日(木)~2012年1月15日(日)

<クレジットの種類>
J-VER

<プロジェクト名称>
釜石市地方森林組合による集約化施業
(森林整備活動)を用いた温室効果ガス吸収事業
~釜石市緑のシステム創造事業~(プロジェクト番号0034)

<無効化に関する状況>
2012年2月15日(水)無効化完了予定

<情報サイト>
東京急行電鉄株式会社
東京臨海高速鉄道株式会社
交通エコロジー・モビリティ財団
日本民営鉄道協会 (大手民鉄各社からお知らせ11月24日)
環境省 (報道資料発表12月12日)

3.CO2排出削減努力とカーボン・オフセットの内容

  1. 「東急お台場パス」を利用されたお客様が移動に伴って排出するCO2を鉄道事業者が負担してオフセットする。

  2. 環境省、東京臨海高速鉄道や関係する業界団体と連携して、本取組みを広くPRすることにより、カーボン・オフセットの認知度を高めるとともに、鉄道を利用されるお客様の環境配慮意識の向上を図る。

  3. 鉄道は環境にやさしい乗り物であることから、本キャンペーン等を通じて鉄道の利用促進をはかることにより、CO2排出量の削減に貢献する。


4.CO2排出削減以外の効果

  1. 「smart move」※1および「東急お台場パス」カーボン・オフセットキャンペーンを告知するラッピング電車(東急大井町線1編成)を、キャンペーン期間中運行

  2. 東急線およびりんかい線の各駅におけるポスター掲示・チラシ配布

  3. 国際展示場で開催された「エコプロダクツ20011」の環境省出展ブースにて本キャンペーンを紹介

  4. キャンペーン期間中、「東急お台場パス」を利用されたお客様限定でノベルティーグッズを提供

  5. 環境省、東京臨海高速鉄道、東急電鉄および関係団体のホームページで情報発信


 上記施策により、カーボン・オフセットの認知度向上に寄与。なお、本取り組みの結果を踏まえて、他の鉄道事業者とも連携していくことを視野に入れて検討を進めていく予定。

※1:地球温暖化防止を目的にCO2削減に向けた行動を推進する一環として、より環境負荷の少ない交通手段を推奨するキャンペーン(環境省が主催)

5.普及啓発の効果
 12月15日(木)~ 1月15日(日)までの発売枚数は、7,262枚となり、推計CO2排出量約6.7tの削減効果が得られた。

6.ストーリー性
 年末年始にかけてお台場地区には多くのお客様が訪れる。また「地球温暖化防止月間」である12月は、国際展示場で「エコプロダクツ展」が開催され、環境に関心の高い方が多く集まる。この方々をターゲットに、当社の環境に関する取組みをPRできないかと考え、カーボン・オフセットを組み合わせた「東急お台場パス」の販売を行った。もともと鉄道は自家用自動車に比べ、CO2排出量が少なく、環境にやさしい乗り物である。したがって鉄道で移動していただくこと自体が、環境に優しい行動となるが、加えて鉄道の移動で排出したCO2分を鉄道事業者がオフセットすることにより、お客様が移動によって排出するCO2排出を実質ゼロになることをPRしたいと考えた。実施にあたっては、臨海高速鉄道株式会社にも働きかけ、共同で取組みを行うこととなった。
 
 また、「カーボン・オフセット」自体の認知度を高めるため、環境省と連携して広くPRを行った。具体的には、ラッピング電車の運行や駅でのポスター貼付け、チラシの配布、当社や環境省のホームページ上での告知、そして「エコプロダクツ展」での取組み紹介など様々な場面でPRを行った。オフセットによる負担分は、東日本大震災で被災した釜石地方森林組合事業に活用され、震災復興の一助にもなっている。








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