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第1回カーボン・オフセット大賞エントリー事例
カーボン・オフセットから友好協定の締結へ(戸塚区川上地区と北海道下川町と戸塚区の連携)

応募団体:横浜市

1.応募する活動の名称・タイトル
カーボン・オフセットから友好協定の締結へ
戸塚区川上地区と北海道下川町と戸塚区の連携


2.活動の概要
<オフセットの分類>
会議・イベント開催オフセット

<排出量の事前認識・・算定>
 そうめん流しのイベント開催に利用するそうめんを茹でるガス使用に伴う排出量、算定方法については環境省の算定ガイドラインを用いた。トータル19.71kg

<オフセット対象範囲・・バウンダリ>
算定範囲と同じ

<排出削減努力の実施>
(1)車両使用の抑制
(2)そうめんを流す際に利用する水道水を、校庭への打ち水に再利用

<取組の実施期間>
平成23年8月6日(戸塚区川上地区連合そうめん流しイベント)

<クレジットの種類>
化石燃料から未利用の木質バイオマスへのボイラー燃料代替

<プロジェクト名称>
五味温泉等木質バイオマスエネルギー活用事業(北海道下川町)

<無効化に関する状況>
平成23年8月31日 1t

<情報サイト>
横浜市記者発表資料
タウンニュースでの報道

3.CO2排出削減努力とカーボン・オフセットの内容
 地域住民の環境活動から始まった双方向のカーボン・オフセット事例。
 戸塚区川上地区では、地域住民が主体となって環境家計簿への取り組みや、地区のレクリエーション大会でのカーボン・オフセットの導入など、地域全体でCO2削減努力を進めてきた。
 平成23年は川上地区連合主催で700名あまりの地域住民・児童が参加し横浜市立川上小学校で実施された「そうめん流し」のイベントにおいて、そうめんを茹でる際に発生するCO2を対象にカーボン・オフセットが行われた(19.71kg)。

4.CO2排出削減以外の効果
 イベントに向けて北海道下川町の児童9人が前々日より戸塚区を訪問し、戸塚区川上地区の子どもたちとの交流を行った。戸塚区と北海道と、まったく環境が異なる地に住む児童たちが、それぞれの生活や地域の特色を紹介しあい友好を深めた。
 当日は、カーボン・オフセット先である下川町から提供された特産の国産小麦そうめんが提供されたほか、下川町の児童らにより下川町産トマトジュースの試飲が川上地区の住民に振舞われた。また、川上地区連合会長、下川町長、戸塚区長の3者で、「友好協定」の締結が行われ、環境を契機に、今後も防災や青少年育成など幅広い分野で地域間連携を深めていくこととした。

5.普及啓発の効果
 今回の友好協定締結をきっかけに、戸塚区川上地区連合、北海道下川町、戸塚区が協力してとつか区民まつり(23年11月3日)に出展し、そうめん流しでのカーボン・オフセットの実例紹介や、環境活動に関するパネル展示を行い、出展ブースにおいてもカーボン・オフセットを行うなど、一過性のイベントでのカーボン・オフセットにとどまらず持続的な地域同士の環境連携として取り組みを進めている。
 また、下川町の児童たちが今回の交流の様子を絵日記にし、横浜市資源リサイクル事業協同組合が主催する「環境絵日記」に参加するなど、多世代にわたる啓発が図られている。さらに、今回の取り組みを題材に、カーボン・オフセットの啓発映像をDVD化し、エコ啓発講演会(24年3月3日戸塚公会堂で開催予定)等で放映するなど、地域でのカーボン・オフセットを他地区にも広げ、継続的な取り組みとして普及を進めていく。

6.ストーリー性
 今回の取組では、今後の環境活動で大きな役割を担う子ども達から高齢者まで、幅広い世代が楽しめる「そうめん流し」でカーボン・オフセットを実施した。カーボン・オフセット先の北海道下川町からそうめんの提供を受けたり、戸塚区川上地区の子どもたちがカーボン・オフセット先の子どもたちと一緒にそうめん流しを楽しんだりすることで、排出権取引、J-VERなど、普段耳慣れない言葉で馴染みにくい地域住民にも、「楽しいそうめん流しのイベントで、そうめんを茹でた時に発生したCO2を、交流した子どもたちが住んでいる下川町の環境活動により吸収する」という分かりやすい図式となり、参加した住民にもカーボン・オフセットが身近なものとして認知され、地域住民にとって環境配慮への再認識をしてもらう機会となるなど、都市部の人的資源と農山村地域の森林資源を最大限活用した取組としている。

 戸塚区としては、人口が同規模である川上地区連合と下川町の地域交流を引き続きサポートし、環境活動の未来を担う子どもたちの交流を進めるとともに、下川町の間伐材利用製品を区内で活用するなど環境未来都市である横浜市と下川町の自治体同士での連携も併せて進めていく。






CO-Net事務局

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