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第1回カーボン・オフセット大賞エントリー事例
島根県・アースサポート株式会社による被災地支援型カーボン・オフセット

応募団体:アースサポート株式会社

1.応募する活動の名称・タイトル
島根県・アースサポート株式会社による被災地支援型カーボン・オフセット


2.活動の概要
<オフセットの分類>
自己活動オフセット

<排出量の事前認識・・算定>
2010年1月から2011年9月における、収集車両・営業車両・工場内・場内重機・電力使用によって発生した二酸化炭素排出量をを算定した。二酸化炭素排出量は合計80.39tである。

<オフセット対象範囲・・バウンダリ>
上記の算定量の一部をバウンダリとして設定し72-CO2tのカーボン・オフセットを実施した。

<排出削減努力の実施>
以下の排出削減努力を実施した。
・LEDを利用した照明設備の導入
・太陽光パネルを利用した照明設備の導入
・ISO14001の取得
・地球温暖化防止に向けた地域の取り組みへの積極的な参加
・チャレンジ25への参加

<取組の実施期間>
2010年10月~2011年9月

<クレジットの種類>
J-VER

<プロジェクト名称>
J-VER:釜石地方森林組合による集約化施業
(森林整備活動)を用いた温室効果ガス吸収事業

<無効化に関する状況>
2011年11月11日に無効化済

<情報サイト>
アースサポート株式会社ウェブサイト

3.CO2排出削減努力とカーボン・オフセットの内容
1 削減努力
・LEDを利用した照明設備の設置
 平成22年8月に、本社事務所における全ての照明機器をLEDに取り替えた。LEDの電力消費量は蛍光灯に比べて40%~75%少なく、CO2排出量は蛍光灯の60%、寿命は蛍光灯に比べて3倍の約4万時間である。また、自らLEDを使用することによってその使い勝手や省エネ度合いを把握し、顧客に対してもLEDユーザーとしての立場で具体的な支援ができるようにした。※左写真:LED照明


・太陽光パネルを利用した発電設備の設置
平成23年7月に、当社RPFプラント建屋の壁面に太陽光パネルを設置した。今回導入したパネルは42枚で、設計的には約5kwの発電量となる。また、本社事務所入口に発電量が分かる液晶表示装置を取り付け、社員に対して発電量の可視化を実施。今回太陽光発電パネルを導入したことで、廃棄物の中間処理のために必要な電力の一部を太陽光発電というグリーン電力によってまかなうことが可能となった。※右写真:太陽光パネル設置プラント建屋前景


・ISO14001の取得
ISO14001を認証取得し、環境マネジメントシステムを運営。年2回の内部監査を行うことで、マネジメントシステムの向上を図る。またその結果も、審査機関による外部審査では改善指摘事項(不適合)はなく、ストロングポイントを獲得している。

・温暖化防止に向けた地域の取り組みへの参加
 島根県では、地球温暖化防止活動を自主的かつ積極的に取り組む県民や事業者等により、「島根県地球温暖化対策協議会」が結成されており、弊社もその組織の一員として活動を行なっている。また、「しまねストップ温暖化宣言」やCO₂ダイエット作戦協賛店舗にも登録し、地域の地球温暖化防止活動に取り組んでいる。HPでは、2008年度よりセミナーやパンフレットなどのオフセット事例を数値と共に公表している。※左図:CO₂ダイエット作戦協賛店舗登録証


・チャレンジ25への参加
 2009年に鳩山内閣総理大臣が、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明した。これを受けて弊社は地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」に登録し、排出削減に向けた「チャレンジ25宣言」を行った。


2 カーボン・オフセットの内容
 アースサポート株式会社が、工場及び廃棄物収集車両、営業車両の燃料等によって排出される二酸化炭素の一部をカーボン・オフセットした。
オフセットには、釜石地方の森林組合によって創出されたクレジットを使用した。カーボン
フリーコンサルティングは排出権の調達等で協力した。

3 今後の事業方針
 弊社では上述の通り、幅広いカーボン・オフセットの取り組みを、2008年以降継続して実施している。そして今後も幅広くカーボン・オフセットの取り組みを継続して実施する予定である。


4.CO2排出削減以外の効果
被災地に対する支援効果
 今回のカーボン・オフセットには釜石地方の森林組合で創出された排出権を使用している。
 釜石地方の森林組合は、東日本大震災による津波の被害を受け事務所が全壊するなどの被害を受けた。そこで、釜石地方の森林組合の排出権を購入して利用することで被災地経済を刺激し、復興への一助となることを目指した。

5.普及啓発の効果
1 しまね地球温暖化防止活動大賞の受賞 弊社は「島根県地球温暖化対策協議」の一員として「しまね地球温暖化防止活動大賞」の公募等の活動を行ない、CO2削減を推進しています。
 弊社もカーボン・オフセットに代表される削減効果が大きい取り組みついて「しまね地球温暖化防止活動大賞」に応募し、事業者部門において平成21年度、22年度は「優秀賞」を、平成23年度は「大賞」を獲得した。弊社の取り組みを地域に対して発信することができ、地域における地球温暖化防止活動の活性化を促進している。

2 地元見学会の実施
 弊社の環境への取り組みを地域に「地元見学会」の形で紹介し工場内の見学会を実施するなどの環境教育にも注力しており、地域の環境対策を先取し発信する存在となっている。

3 メディア掲載
 2011年12月7日の日経新聞にて、アースサポート株式会社のカーボン・オフセットに関する記事が掲載された。このことで地域住民らに対して取り組みをPRすることができ、周囲に対する高い環境訴求効果につながった期待される。

6.ストーリー性
被災地支援
 今回のカーボン・オフセットに利用したJ-VERは釜石地方の森林組合によって創出されたものを使用している。
そのため、カーボン・オフセットを行うことによって環境保護に貢献するだけでなく、被災地の林業を支援し復興支援にも繋がる取り組みとなっている。






CO-Net事務局

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