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環境配慮し被災地支援 大垣のサンメッセがカレンダー作成

配信日 2012年2月29日

 二酸化炭素(CO2)の排出削減に協力する「カーボンオフセット」に取り組む総合印刷業サンメッセ(田中義一社長)=大垣市久瀬川町=が、同制度を活用して東日本大震災の被災地を支援するカレンダーの印刷・製本を手掛けた。同社は「環境への配慮と復興支援を同時に実現させた珍しいケース。制度の普及につながれば」と期待している。
 
 カーボンオフセットは、日常生活や企業活動で排出された温室効果ガスを、植林や風力発電といった排出削減事業への出資などによって相殺する手段。同社は2010年4月から、印刷と製本作業で排出されるCO2を対象に制度を運用している。
 
 カレンダーは、同市のJAにしみのが作製。4万6970部の印刷、製本作業では、3481キロのCO2を排出した。同組合は、岩手県釜石市一帯の森林への植樹事業などに2万7000円を出資。排出したCO2のうち、1000キロ分を埋め合わせた。

 同組合は、カレンダーを地元の農家らに配布。「農業と環境は密接な関係にある。環境問題だけでなく、被災地支援をあらためて考える機会になった」と振り返った。

 サンメッセは昨年9月、商品開発でのCO2排出量を表示する「カーボンフットプリント(CFP)マーク」の出版・商業印刷物への使用許諾を、中部地方で初めて取得。同社管理開発部の日比章雄部長は「企業活動のCO2削減は大きな効果がある。今後も制度をPRし、環境意識向上に貢献したい」と話していた。 

[中日新聞 2012年2月29日]

(参考)第1回カーボン・オフセット大賞ノミネート事例
   サンメッセ株式会社 カーボン・オフセット印刷の普及・啓発事業






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